カトリック清水教会 Catholic Church of SHIMIZU

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カトリック清水教会
静岡県静岡市清水区岡町1-34
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メッセージ

 町の小さな修道院より

幼きイエス会 Sr. 篠ア 千恵子  

 此の度、林神父様にお頼まれして、この原稿を書くことになりました。私は、長い年月を東京の修道院で過し、昨年4月、静岡に移ってまいりました。

 初めて葵区役所に行きました時、駿府公園の中を通って帰ってみようと思い、公園に足を踏み入れましたが、なかなか出口がわからず、さまよい歩いたことが、今は懐かしい思い出になりました。

 幼きイエス会は、静岡雙葉学園の設立母体であると言えば、おわかり下さるでしょう。パリ外国宣教会に招かれ、駿府公園内濠沿いにあるカトリック教会の隣りに、雙葉学園の前身が開校したのは1903(明治36)年。もう百年以上も前のこと。その開校を決断した幼きイエス会のシスター達が来日したのは、1872(明治5)年。その幼きイエス会がフランスに誕生したのは、今年から丁度350年前の1666年。徳川四代将軍家綱の時代。何とも遠い昔に遡ります。

 現在、静岡の幼きイエス会修道院は、東草深町にあります。昔は雙葉学園と同じ敷地にあり、学校で働くシスターが何人もいましたが、今は皆、高齢になり退職し、それぞれの体調に合わせた日程で過ごしています。何と言っても一番大きな仕事はお祈り。教皇様のご意向のため、世界の平和のため、災害を受けて苦しむ人びとのため、新聞で知った世界のさまざまな問題のため、病気の人、不幸に陥っている人、祈りの目的はいくらでもあります。

 8人のシスターの中の一人は、今年の秋、百歳を迎えます。朝起きて、自分で身支度をして、聖堂に入って、皆と一緒に聖務日課を誦えます(耳が聞こえないので声は揃いませんが)。聖歌も声を出します。朝食も皆と一緒、昼食も夕食も。日中は一人で聖堂で過ごしたり、読書をしたり、休憩室でテレビを見たり、いつもにこやかな表情で、どんなことにも「ありがとう」。とにかく耳が聞こえないのですから、どんなに不自由か、どんなにつまらないか、悔やしいか想像できますが、誰にもぐちを言わずに何年も何年もこのように過ごしてこられました。いつも、神さまと向かい合っていらっしゃるのでしょうか。ごく当たり前の調子で、黙って素直な行動なのです。

 他のシスター達も、それぞれの年齢からくる身体の調子をかかえ、特に、若い時のように働けない、共同体にすまないと思いつつ、神さまは、すべてをわかっていてくださると、祈りの中で自分を慰めていらっしゃるのでしょう。日本の高齢者問題のための祈りも忘れてはおりません。

 修道院は、東草深町のセブンイレブンの裏の所です。小さな聖堂には、いつもご聖体のイエス様がいらっしゃいます。近くにおいでの時は、どうぞお立ち寄りくださいませ。


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