カトリック清水教会 Catholic Church of SHIMIZU


教会のミサとはどのようなものでしょうか?


【ミサってどんなことをするのですか?】

カトリック教会では毎週日曜には「主日のミサ」が行われています。(ミサは平日にも行っています)
では ミサとはどんな事をするのでしょうか?

ミサは皆さんもダヴィンチの名画でも有名な「最後の晩餐」に由来しています。
イエスは十字架にはりつけにされる前 弟子達と食事を共にしパンとぶどう酒を自分の体と血にかたどって聖体として制定しました。そして人々の罪を負って受難を受けて死に三日目によみがえりました。

ミサの中で私たちはイエスの生涯の出来事を思い起こしながら 私たちの代わりに自ら生贄となってくださったことを感謝し、現代に生きる自分に恵みと助けを願うのです。

ミサは 1.開祭の儀 2.言葉の典礼 3.感謝の典礼 4.交わりの儀 5.閉祭の儀 の順に進められます。この中で最も重要なものは聖書の言葉を聴く「感謝の典礼」と聖体を拝領する「交わりの儀」です。

ではミサの進行に従って簡単に説明してみましょう。


【1.開祭の儀】


(1) 入祭の歌とあいさつ

入祭の歌が始まると奉仕者と司祭は行列して祭壇に向かいます。祭壇に一礼してから司祭は集まった会衆に「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが皆さんとともに」とあいさつをします。会衆は「また、司祭とともに」と応えます。


(2) 回心への招きと祈り

司祭はそれぞれの罪を認め悔い改めるよう勧めます。
会衆は司祭の呼びかけに応え、「わたしは 思い、ことば、行い、怠りによってたびたび罪を犯しました。聖母マリア、すべての天使と聖人、そして兄弟の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください」と罪の告白と回心の祈りをします。


(3) あわれみの賛歌

罪の回心の祈りにつづき 罪深い私たちを憐れみ清めていただくよう 「主よあわれみたまえ。キリストあわれみたまえ。」と唱えます。歌で祈ることもあります。


(4) 栄光の賛歌

キリスト降誕(誕生)の夜、天使たちが告げた大きな喜びの知らせの言葉によってはじまるこの歌はわたしたちが暗黒の力から救われて神の子となった喜びを表しています。わたしたちは神の愛と数々の恵みのために、神をたたえ、栄光を帰すのです。


(5) 集会祈願

今日のミサでの願いを司祭が祈ります。会衆は「アーメン」と応えます。アーメンとはヘブライ語が語源で「まことにそのようになりますように」という意味です。



【2.言葉の典礼】


言葉の典礼はミサの中で重要な柱のひとつで 聖書を読むこととその間に歌われる詩編、そして司祭の説教から成り立っています。


(1) 旧約聖書の朗読

最初の朗読では 旧約聖書が読まれます。


(2) 答唱詩編

朗読した聖書の箇所に関連した詩編の聖歌を会衆が歌います。


(3) 使徒書の朗読

二番目の朗読は 新約聖書の中から使徒たちが信徒に宛てた書簡などが読まれます。


(4) アレルヤ唱

答唱詩編と同じく 主を賛美して詩編の一節を歌います。


(5) 福音の朗読

第一、第二の朗読は会衆の代表が読みますが、福音朗読は司祭が新約聖書の福音書の中から読みます。


(6) 説教

今日読まれた福音書を神のことばとして 司祭が私たちに解説し 生活に結びつけて教え導きます。


(7) 信仰宣言

洗礼の時に宣誓した神への信頼を思い起こし 自分の信仰を今一度宣言します。


(8) 共同祈願

言葉の典礼の最後には 教会のため、全世界のため、困難にあう人のためなど先唱者が唱える祈りに会衆は「主よ私たちの祈りを聞き入れてください」と応えます。



【3.感謝の典礼】


感謝の典礼は 言葉の典礼と並んでミサの中の最も重要な部分です。イエスは最後の晩餐でご自分の死と復活の記念祭儀を定めらましたので カトリック教会ではミサの度にこれを記念して再現しています。


(1) 奉納の歌と奉納

会衆が奉納の聖歌を歌うなか 会衆の代表がパン(聖体)を入れた器とぶどう酒、その日に集められた献金を祭壇に運ばれます。
カトリックではパン(聖体)をホスチア、ぶどう酒を入れる聖杯をカリスと呼んでいます。


(2) パンとぶどう酒を供える祈り

祭壇に供えられたパンとぶどう酒が 神なる主が作られた大地からの収穫であり 人間が生きていく上で必要な糧として与えてくださっている事に感謝の祈りをささげます。


(3) 奉納祈願

司祭の祈りへの招きに応え 会衆は神の栄光とすべての人の救いを願って祈ります。


(4) 叙唱

司祭が唱えるこの叙唱からいよいよミサのクライマックスへはいっていきます。


(5) 感謝の賛歌

「聖なるかな万軍の神なる主、主の栄光は天地に満つ、天のいと高きところにホザンナ、ほむべきかな主の名によりて来るもの」と天使たちの賛美のうたを私たちも歌います。


(6) 奉献文

これから始まる「聖変化」への導入として 特別な祈りで供え物が聖別されるよう願います。


(7) 聖変化

この部分がミサの中心です。司祭は最後の晩餐でキリスト自身が仰せになった言葉をもって供え物のパンとぶどう酒がキリストの御体と御血になったことを示します。

会衆は深い信仰と尊敬をもってそれを仰ぎ見ます。




(8) 聖変化後

司祭と会衆は「信仰の神秘、主の死を仰ぎ復活をたたえよう。主がこられるまで」とうたい その後司祭が会衆とすべての人々、そして亡くなった方々のためにも祈り 「キリストによって、キリストとともに、キリストのうちに聖霊の交わりの中で 全能の神、父であるあなたに すべての誉れと栄光は世々に至るまで」と結びます。会衆は「アーメン」と応えます。



【4.交わりの儀】


(1) 主の祈り

ご聖体をいただく 交わりの儀では最初にイエス様自身が教えてくださった「主のいのり」を心を込めていのります。
    《天におられるわたしたちの父よ、
     み名が聖とされますように。
     み国が来ますように。
     みこころが天に行われるとおり地にもおこなわれますように。
     わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
     わたしたちの罪をおゆるしください。
     わたしたちも人をゆるします。
     わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。    アーメン》


(2) 平和のあいさつ

教会と人々の上に平和があるよう 互いに挨拶を交わします。国によっては握手やハグの挨拶をするところもありますが、日本のカトリック教会ではほとんどが互いに「礼」をします。


(3) 平和の賛歌

聖体を拝領するまえに「神の子羊 世の罪をのぞきたもう主よ、我らをあわれみたまえ」私たちの罪の許しの嘆願をします。


(4) 拝領前の信仰告白

司祭は聖体のパン(ホスチア)を高くあげて会衆に示し「神の子羊の食卓に招かれた者は幸い」と唱えます。会衆は「主よあなたは神の子キリスト、永遠のいのちの糧。あなたをおいてだれのところに行きましょう。」と応えます。


(5) 聖体拝領

いよいよキリストの御体であるパンをいただきます。拝領の歌が歌われる中 会衆は2列に並び司祭の前へすすみます。司祭はひとりひとりに「キリストのからだ」と言いながらホスチアを示します。拝領する人は「アーメン」と答えて手のひらでホスチアを受け指ではさんで口に運びます。

まだ洗礼を受けていない方も列に並んで司祭の前に進み頭をさげると 司祭は按手(頭の上に手をかざして祈る)します。


(6) 拝領祈願

私たちの内に来てくださったイエス様に感謝し このミサが終わって聖堂を出たあともこの恵みと力が継続するよう祈ります。



【5.閉祭の儀】


(1) 派遣の祝福

イエス様は復活された後 弟子たちの前に現れて祝福を与えご自分の教えと救いを伝えるようにお遣わしになりました。私たちもそれぞれの生活の場でキリストの証人となるよう司祭は祝福を与え派遣します。


(2) 閉祭のあいさつ

司祭はミサの最後に「感謝の祭儀を終わります。行きましょう。主の平和のうちに。」と宣言します。会衆は「神に感謝」と力強く応えます。


(3) 閉祭の歌

会衆が閉祭の歌をうたう中 司祭と奉仕者は退堂します。



以上が ミサの流れと内容ですが 文字では伝えられない部分もありますので興味のある方は是非一度ミサの時間に教会に足を運んでみてください。

入信の強要などはありません。ミサの所要時間は約1時間です。


参考資料 ザベリオ会発行 「キリストと我らのミサ」 より   



    
◎ミサの時間のご案内

  ・主日(日曜)のミサ
・ポルトガル語のミサ
・英語+タガログ語のミサ
・平日のミサ
午前10時30分〜
毎月第3日曜日 夕方5時30分〜
毎月第4日曜日 午後1時〜
毎月第1・第3金曜日 午前9時40分〜
  ミサの後 聖書を読む会があります

   ※主日のミサの中でも聖書の朗読や歌は英語やタガログ語、スペイン語なども混じります。
   ※車でお越しの方は 教会と聖母保育園の敷地内に駐車できますが、奥から詰めて駐車してください。

H.P.係 村岡   

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